ブラジル日記2006☆(4)




昨日の続きです☆
今回はかなりダークな内容です。
スターウォーズで言うところのエピソード3です。
それではどうぞ~(^O^)/(投げっぱなし)

2006年7月29日(土)

朝6時に起床。
ホテルの朝食は6時半からなので、それまでストレッチをして体をほぐす。
肩周り、よし大丈夫。
股関節、よし大丈夫。
首、よし大丈夫。
自分の心に言い聞かせるように、体の状態を確認していく。
ストレッチが終わり、深呼吸を何度かした後に朝食をとる。
体重は朝食後で78kg。
機内食を極端に控えてしまったことが災いしてか、自分の階級のリミットより2kgも軽くなってしまった。
ここが海外遠征の難しいところだ。
来年は手持ちの荷物に体重計を入れていこう。

7時半頃にS戸さんたちと合流。
S戸さんたちは今よりも安いカテチにあるホテルに引っ越すとのことで荷造りをしていた。
ホテルのお金を精算してからカテチに移動。
これで1日10レアル安く(R$30→R$20)なるとのこと。
一息ついて、地下鉄のカテチ駅から大会会場のある駅まで移動。
そこから歩いて5分ほどで会場のTIJUCA TENIS CLUBが見えてきた。
ここに来るのは去年の世界大会以来、1年ぶり。
ここでのリベンジを誓って、この1年やってきたんだ。

自分の試合は11時から。
さっそく会場に入り、アップをはじめる。いよいよ試合だ。
今年の茶帯メジオ級は6回勝って優勝みたいだけど、まずは1回戦に集中する。
茶帯メジオ級のカテゴリーが始まり、程なくして自分の名前がコールされた。
大会スタッフにパスポートのコピーを渡して、道衣のチェック、そして計量。
今までやるだけのことはやってきた。あとは勝つだけだ。

【1回戦】
タックルを何度か試みてから引き込む。
そしてホレッタ。
一度戻されるが、再びホレッタ。
そして相手の絡んできた脚を跨いで膝十字。
相手の選手も少し我慢していたが、渾身の力を込めて膝を破壊しにいったらタップしてくれた。

試合が終わって、息も乱れてなかった。
スタミナは問題ない。
よし、いける!
そう自分に言い聞かせる。
1回戦が終わってからまもなく、スタッフに呼ばれる。
どうやら相手の選手が来ていないようだ。
それからずいぶん待っても来る気配がなかったので、2回戦が不戦勝になったのかと思いきや、ギリギリで対戦相手の選手が登場。
すぐに試合が始まった。

【2回戦】
1回戦と同じくタックル狙い。
何度か試みるが、相手にうまく引き込まれてしまう。
でも、焦らない。
上からの練習だって何度もやってきたんだ。
相手の選手はもぐりがうまい。その場での対処だけでは難しいと判断し、相手の体を跨ぎ足関を狙う。
が、相手の対処がうまく、結局下になってしまった。
ここでポイント0-2。
すぐに返してポイント2-2。
そのあと、がぶりの状態から鼠捕りを狙う。
しかし、若干入りが浅く絞まらない。
ガードに戻され、最初と同じような展開でまたもぐられ、返される。
ここでポイント2-4。
ここからは記憶があいまいだけど、バックにつかれかけて戻そうとしたときに、変形のスピニングチョークの形に入られた…のだと思う…。
なんとか対応しようとしていたはずなんだけど、いつのまにか夢の中にいて、目が覚めたら黒人の審判と天井のライトが見えた。
え?なに?ここどこ?
現状がよくわかっていない。
審判に『大丈夫か?』と聞かれ、条件反射的に『大丈夫だ』と答える。
立ち上がると、相手の選手が勝ち名乗りを受けている。
少しずつ落ち着きを取り戻し、やっと自分が絞め落とされたことに気付いたのだった…。

自分の試合後、ホレッタと再会。
2回戦の試合は観てくれていて、内容を褒めてくれた。
負けた悔しさと、ホレッタに会えた嬉しさが入り混じった気持ちのまま写真を撮る。
そして、たわいもない話をしたあと、7月31日は新しくなったホレッタ道場に練習に行くことを約束し、S戸さんたちと昼食をとることに。

15時から黒帯の試合が始まった。
中でも際立って見えたのがY岡さんだ。
1回戦、絞めで一本勝ち。
2回戦、下からの腕十字。
相手の攻撃を凌いで凌いで、相手のミスを待って、ミスした瞬間極める。
言うのは簡単だけど、なかなかできることじゃない。
黒帯の試合は2日間に渡って行われるため、Y岡さんの今日の試合は終了。
S口さんや他のジムの日本人を応援したあと、PUREBREDのメンバーでピザの食べ放題(ホジージオ)に行き、ホテルに戻った。
シャワーを浴び、ベッドに横になるが、体が疲れているのに眠れない。
気持ちを整理しようと部屋の机に向かい、ノートに日記やこれからの課題を書いていく。
最後まで諦めずに戦い抜いた。
でも、届かなかった。
ノートに書いた俺を支えてくれた人たちの名前が目に入り、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
みんな、結果出せなくてごめんな…。

【つづく】

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